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召命
― 待降節特別講話1

2017年12月03日

2017年12月03日
講話:志村助祭

待降節第1主日の12月3日(日)、10時のミサの後に「待降節特別講話」の1回目が行われました。聖堂に集まった全員で主の祈りを唱えた後、志村助祭が、「召命」をテーマに話しました。

神様は日常の出来事を通して我々に語り掛けているので、そのメッセージを探りながら生きることは大切であるという話から始まり、主の降誕夜半ミサの第1朗読で読まれるイザヤ9章1-6節の「万軍の主の熱意がこれを成し遂げる」という箇所をもとに、「神の愛」について説明しました。旧約において御父である神がイスラエルの民に示された「神の愛」の様々な側面と、新約においてイエスによって新たに示された「神の愛」について説明した後、「神の愛」の頂点の出来事である十字架について話しました。十字架は、キリストが人としての自由をもって、人間が抱えている全ての苦しみを愛と赦ゆるしによって引き受けられ、人の罪を赦し、罪によって傷つけられていた人間の自由を回復して下さった出来事です。そして、キリストの十字架によって、本来悪であった苦しみを、愛を行う契機とさせることができるようになったと説明しました。最後に、秘跡は三位一体の神との交わりを直接的に体験させてくれるので、日常における神との関わりを深める上で大変重要であることについて話しました。

そして、私たちにとっての「召命」について、また神様との関わりについて次のように話しました。

「出来事の中のしるしを見つめて神様との交わりの内に生きることは、秘跡的な生活を生きるということです。『召命』は、全ての人に与えられていますし、それぞれに固有の『召命』があるはずです。『召命』を生きるということは、神様からの呼びかけを聞きながら、探しながら、神様の呼びかけに応えて生きることです。今日の福音(マルコ13・33.37)にあるように、それぞれの人に、それぞれの仕事、責任が任せられています。『召命』は、神様から、恵みとしての自由を与えられた者として、責任をもって、一人ひとりの自由を生きることです。自由は、神様の呼びかけに応えることも応えないこともできます。罪を犯し、それゆえに苦しむこともあります。自分の環境、境遇、病気における苦しみなど、自分が抱えているあらゆる苦しみに向き合い、引き受けて、キリストとの関わりの内に、小羊の血によって洗われながら生きることで、その人固有の『召命』、輝きになります。一人ひとりが神様から与えられた固有の『召命』の道を歩み、一人ひとりが神様のみ前に輝くものとなるよう、十字架に向き合い、十字架を引き受けて歩んでいきましょう」

「今までどのように神様が自分と関わり、導いて来られたか、日常の中でキリストと出会わせて下さっているか、教会と結ばれて生きる者として下さった神様の熱意、そして今も同じ熱意をもって私たちと関わって下さっている神様を思い巡らしましょう。また、是非、待降節の期間にゆるしの秘跡を受けて、足を洗って下さっている神様、関わり続けて下さっている神様との関わりを新たに深めて行きましょう」

最後に、アヴェ・マリアの祈りを唱えて終了しました。

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