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君がいてくれてよかった
― 主の降誕 夜半のミサ ―

2017年12月24日

2017年12月24日
16:00、20:00:山本神父
18:00、22:00:油谷 弘幸神父(東京教区本部付)

主の降誕を祝う夜半のミサが、12月24日(日)16時、18時、20時、22時の4回行われ、主任司祭の山本神父と、東京教区本部付司祭の油谷弘幸神父が交互に司式を担当しました。22時のミサは、油谷神父の司式によって行われました。ミサの開始前に寄せ鐘が軽やかな音を鳴らした後、合唱隊がクリスマス曲を歌い、聖堂内には入祭前からクリスマスの雰囲気が漂いました。

油谷神父は今日の福音(ルカ2・1.14)について、次のように語りました。

待ち望んでいた救い主は、赤ん坊として馬小屋にやってきました。馬小屋は貧しさの象徴だと言われますが、当時の馬小屋はおもてなしの場だったのではないでしょうか。貴重な家畜がいるという意味では、家の中の最も大切な場所ですし、動物の温かみのある場所でもあります。マリア様、ヨセフ様はそこに迎えられ、「ありがとう」と思ったことでしょう。その場所に、神様からのおもてなしがやってきたのです。

主の降誕の物語には、母となったマリア様の喜びが満ちています。ここにいるお母さん、お父さんは、生まれてきてくれてありがとうという子どもへの気持ちを思い出してください。また、ここにいる誰もが子どもですから、生まれてきてくれてありがとうという気持ちが注がれていることを感じてみてください。そして、君がいてくれてよかったという人を思い浮かべてみてください。誕生日は、あなたが生まれてきてくれてよかったという喜びの日なのです。

このように会衆に温かく語りかけ、「君がいてくれて本当によかった」という喜びとともに、この祈りの時を過ごしたいと思いますと説教を結びました。

ミサの最後に山本神父より、40年前の少年少女合唱隊「ノエル」のOB・OGが集まり、ミサの前後に合唱曲を披露していること、また聖堂入口のカンパヌラとともにプレゼピオ(馬小屋の飾りつけ)が置かれていることが紹介されました。閉祭の後も、合唱に多くの人が耳を傾け、またプレゼピオをカメラに収めようとする人の列が続いていました。

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