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喜多見教会Welcomeミサ
年間第17主日

2013年07月28日

2013年07月28日
10:00 高木 賢一神父(東京教区本部) 司式

7月28日、年間第17主日10時より、東京教区本部の高木賢一神父司式により、喜多見教会信徒の皆様をお迎えしての記念ミサが執り行われた。

ミサが始まる前に、鎮目運営委員長より聖堂に集う信徒に向けて、ミサで使用する聖歌集の説明や、座席を皆で譲り合って、また聖歌集を見せ合って欲しいとの言葉があった。成城教会と喜多見教会が一つになるにあたり、互いに隣人を思う気持ちを行動で表すよう促されたように感じつつミサは始まり、入祭の歌「ひとつになろう(典礼聖歌405番)」が聖堂に響いた。

ミサの冒頭で高木神父は、第二バチカン公会議において教会は共に呼ばれたものの集まりであるという原点に振り返っており、改めてこの振り返りのうちに新しい歩みとなるように、と話された。そして、東京教区内でも司祭の高齢化が進む現状のなか、成城と喜多見の新しい歩みが、東京教区一同が神の民の一員として、一つのパン種として歩んでいくうえで重要な一歩であり、この新たな歩みを共に祈りましょう、またこれが岡田大司教の思いでもあると伝えられた。

この日の福音は、ルカ11・1-13が読まれた。イエス様が弟子たちに「主の祈り」を教える場面が描かれている。高木神父は説教の中で、「この福音書の根底には、私たちに、視点の変換を促す問いかけがある。即ち、様々な辛い体験や困難な時にこそ、注意深く、そして『今』という時を逃げずに受け止めてみると、そこに神の働きはあるということに気付かされる。じっくり腰を据えて祈ってみなさい。という勧めが語られている」と説かれた。また、「困難に出会った時『考える』という作業は必要だが、それは、自分に納得できるように理解しようとするあまり、自分に不都合なことは認めようとしない心の在り方を作り出していく危険がある。一方『祈り』とは、現実の出来事に自分を合わせる、現実の自分の置かれた状況を、そのまま謙虚に、誠実に受け止める作業であると言っても過言ではなく、だからこそ最終的には、自分の周りに働く大きな力を実感することができる。全てが行き詰まっているように思える現代、神の思いからあまりにも懸け離れているように思える『今』にあっても、『祈る』という行いを通して、大きな時の流れという枠組みの中で、『今』という時を理解するように、とルカ福音書は主張している」と話された。

ミサ後、信徒会館多目的ホールにて、喜多見教会の方々を迎えてのWelcomeコーヒーサンデーが行われた。古郡神父によって「いよいよ今日から私たちは一つになります。私たちを導いてくださる神様に信頼し、神様の声を聴くことを通して一緒に成長していきましょう」と始まりの祈りが捧げられた。続いて、鎮目委員長よりの歓迎の言葉、喜多見教会委員長を務められた徳島さんより挨拶、礼拝会シスターの挨拶、地区代表の紹介があり、和やかに歓談の時が進んだ。再び全員で、聖歌「ひとつになろう」を歌い、閉会には、古郡神父から「共に周囲の人々に神様の福音を述べ伝えていきましょう」と派遣の祝福をいただき、新たな共同体の一歩を実感する一日となった。

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