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本当の教会へ

2015年01月01日

古郡 忠夫 (カトリック成城教会 助任司祭)

あけましておめでとうございます。新しい年、2015年の始まりです。昨年末、12月8日無原罪の聖マリアの祭日に、わたしたちは母なる教会、東京カテドラル聖マリア大聖堂の献堂50 周年をお祝いいたしました。そして、2015 年はカトリック教会にとって、1965 年のバチカン第二公会議閉幕から50 年、1865 年の長崎大浦天主堂における信徒発見の出来事から150 年という大きな節目の年です。

わたしたち日本のキリスト信者は、この50年間を、そして150年間をどのように過ごしたのでしょうか。いまだに日本に住む多くの方が、福音(喜びの知らせ)を知らずに苦しんでいます。なぜ福音が届いていないのでしょう。この節目のときにわたしたち教会は、自らのあり方を振り返る必要がありそうです。

フランシスコ教皇は使徒的勧告『福音の喜び』で、「社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)」ということばを使い、誰をも排除しないのが、本当の教会の姿であると強調しておられます。イエス・キリストを通して示された神の救いとは、誰も排除されていない神の無限の愛であり、教会とは本来、全ての人に開かれたものなのです。

イエスは、マタイの福音書の18 章で、教会のあるべき姿を教えるために、弟子たちに百匹の羊のたとえを話されました(マタイ18・12−14)。そこでは、一匹の羊にかけがえのない価値を見出し、必死に探し回る神の姿が示されます。神は迷い出た一匹をそのままにせず、見つけ出し、「百匹で」、「百匹として」生きるように励まします。わたしたち羊の群れ、百匹が百匹、自分と気の合う羊ではないでしょう。生まれた場所も異なり、育ってきた環境も違う羊たちです。どうして、この人はこんな考え方をするのだろうかと戸惑い、苦しむこともあるでしょう。交わりの中で、わけが分からないという気持ちになることもあるかもしれません。しかしながら、このわけが分からなかったのが、あとでわけが分かったときに本当に喜ぶことができるのだということを、イエスの復活のときの弟子たちの姿を通して、わたしたちは教えられているのです。

イエスの復活によって、真実と出会った弟子たち。信仰の先輩であるたくさんのキリスト者が、わたしたちを励ましています。大きな喜びへと招かれているわたしたちの新しい一年が、本当の教会へのチャレンジの一年となりますように、ご一緒に新しい年を始めてまいりましょう。

カトリック成城教会

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