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8月のメッセージ

月報 第555号

「Welcome Day 2011 に向けて」

福島 一基 (カトリック成城教会 主任司祭)

今年もまた恒例の「Welcome Day 2011」を、成城教会の保護の聖人である聖タデオの祝日にあわせて行いたいと思っています。日程は聖タデオの祝日が10 月28 日なので、これに一番近い日曜日の10 月30 日となります。Welcome Day は何よりも「福音宣教」を目的とします。「福音宣教」は復活したイエスさまから教会に委ねられた使命であり(マルコ16・15)、また聖霊を受けた弟子たちが始めたものでもあります(使徒言行録2・1―11)。このことからも、わたしたちは福音を宣教してはじめて「教会」と呼ばれることができるのです。そして教会の活動はすべてこの福音宣教に結びついていなければなりません。

「福音宣教」について確認したいと思います。「福音」(ευαγγέλιον エウアンゲリオン)とは「良い知らせ」を意味します。何がよい知らせなのでしょうか。もちろん教会にとってそれはイエスさまの十字架の死と復活のことです。神の愛によってすべての人の罪のゆるしと救いが実現したこの出来事こそ、わたしたちにとって何にも代え難い「良い知らせ」であり、「福音」です。そしてこの「福音」をのべ伝えることが「宣教」(κήρυγμα ケリュグマ)です。「宣教」は呼びかけることであり、また宣言することでもあります。そして人の心に訴えかけるという意味も含みます。ご存じのとおり、日本のキリスト教は外国から来た多くの宣教師によって伝えられました。彼らは福音を宣教するために命の危険を冒しながらも旅を続け、またある人たちはそのために命をもささげます。宣教はただ言葉によって呼びかけるだけではなく、その全存在をもって訴えかける活動なのです。すなわちこの世にあって福音に生きること、どんな時にもキリストに従うことが福音宣教となるのです。

そう考えますと、Welcome Day に、ちょっと近隣に宣伝したところで、福音宣教という言葉を使うのはおこがましいでしょう。しかし駅前には本気で自分たちの訴えかけを主張している宗教団体もいます。またカトリック教会の中にはいまだ命をかけて宣教活動に従事している人がたくさんいます。わたしたちが信じていることが本当に「良い知らせ」であるのであれば、もっと胸を張って本気になって呼びかけてみてもいいのではないでしょうか。わたしたちはそのために教会に呼び集められているのです。

今年のWelcome Day もまた、成城教会の信者の心に聖霊の注ぎと福音に対する熱 意を呼び覚ますものとなるよう、初代の宣教者でもある聖タデオの取り次ぎを願いま す。


月報8月号
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