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11月のメッセージ

月報 第号

「聖徒の交わりを信じます」

山本量太郎 (カトリック成城教会主任司祭)

カトリック成城教会 主任司祭 山本量太郎 

コロナ禍が収まる気配も見せぬ中、気が付いたら、もう11月です。カトリック教会では、11月1日を諸聖人の祭日、2日を死者の日、さらに11月全体を死者の月としていますが、それらの土台となっているカトリックの教えとして、使徒信条で唱えている「聖徒の交わり」があります。 
聖徒の交わりとは、キリストにおいて結ばれているすべての者同士の交わりです。すべてのキリスト者というとき、この世にある者だけではなく、すでに世を去った者も含まれています。ですから聖徒の交わりとは、この世にある者も、世を去った者も、一つの神の家族として神の永遠のいのちを共有していることを言うのです。聖徒の交わりは、もっとも広い教会の姿を表す表現なのです。 

聖徒の交わりを信じる者は、たとえ地球の裏側にいても、もはやこの世にいなくても、時間と空間を超えて一つの家族として結ばれていることを信じています。身内の者や親しい友人が遠くにいても、キリスト者は祈りの中で互いに結ばれています。それは、死をも超えるものです。死に別れることは悲しいことですが、キリスト者は、祈りの中で亡くなった人たちと結ばれています。ですから、地上にいる者たちは死者のために祈りますし、また、神のもとに召された人々が地上にある私たちのために祈り、助けてくれることも信じています。 

カトリック教会ではまた、確実に神のもとにあると確信できる先輩たちを「聖人」と呼んで尊敬しています。それは、聖人たちが私たちの模範であるだけでなく、今も私たちのために祈り、支えてくれていると信じているからです。 
カトリック教会では、一年中どのミサの中でも、すべての聖人とすべての死者のことを思い起こしています。「復活の希望をもって眠りについた私たちの兄弟とすべての死者を心に留め、あなたの光の中に受け入れてください」とすべての死者のために祈り、ついで、「私たちをあわれみ、神の母おとめマリアと聖ヨセフ、使徒とすべての聖人とともに永遠のいのちにあずからせてください」と、すべての聖人を思い起こし、聖徒の交わりに信頼をおいて祈るのです。毎日が諸聖人の祭日、毎日が死者の記念日なのです。 


月報11月号
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