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古郡Box4: ミサの意向



Q: 成城教会は、死者の祈念のミサ等、ある特定の意向でミサが捧げられることがありますが、一つのミサで、複数の意向でミサを捧げることはできないのですか?

すでに帰天された方のことを思い起こすことは大切なことです。死が死で終わらないという希望を生きることになります。また同時に、わたしたちも死にゆく存在であるということを思う中で、自分中心の生き方から、恵みによって生かされて自分は存在しているのだと生き方も変わっていくでしょう。教会では、古くから死者のためにミサを捧げ、天上の教会を意識しながら祈るという実践が行われてきました。しかし伝統的にも、一つのミサにおいては、一つの意向でミサが捧げられると定められています。

ある教会では、主日のミサを複数の意向で捧げ、奉献文の死者の祈念の箇所で、複数名の依頼された死者の名前を明示的に読み上げるという対応が行われているようですが、その場合、ミサを司式した司祭は、あらかじめ依頼者の了解を得た上で、後日、主日ではないときに、依頼されたそれぞれの意向にしたがってミサを個別に挙行するなどしています(「教皇庁聖職者省令『ミサ奉納金に関する諸規則』の概要。1994年6月25日、日本カトリック司教協議会」参照)。

成城教会の一つのミサは一つの意向で捧げられるという実践は、真に本来の教会的なあり方です。日曜日に捧げられる主日のミサは、本来的には「共同体的な祈り」の性格のものでもあります。週日にもミサは捧げられていますので、週日にも気兼ねなく司祭にお問い合わせくださればと思います。

ちなみに教会法901条によれば、「ミサは生者死者を問わず、すべての者のために捧げることができる」となっていて、また、『ローマ・ミサ典礼書』の規範版には、必要に応える形で、「雨を乞う」あるいは「嵐を避ける」といった意向のための祈願分まで用意されているのです。

古郡忠夫神父様に質問をするコーナーです。これからもお楽しみに。

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