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はじめまして

助祭 浅井 太郎 


asai

名古屋教区助祭の浅井太郎です。高校を卒業するぐらいの頃に関心を持った哲学者、西田幾多郎の『善の研究』という本のなかに次の言葉がありました。「基督が『その生命を得る者はこれを失い我が為に生命を失う者はこれを得べし』といわれたのが宗教の最も醇なる者である」。この言葉が、私にとってキリストの言葉との自覚的な最初の出会いとなりました。


哲学に興味を抱いた私は、北海道大学で哲学を学びました。特にアウグスティヌスを読みました。素直に自分の罪を告白する姿勢に共鳴したからです。ある夏の集中講義に、ドミニコ会の宮本久雄神父様が来られました。先生の講義と論文に、それまで経験したことのなかった何かを感じて、 一度カトリック教会を見てみようという気になりました。札幌の街の中心にある北一条教会の聖堂を訪ね、その建物の中の空気というか匂いが、自分が幼少のころ通っていたお寺の幼稚園の本堂の匂いに似ている気がして、初めてなのに何か懐かしいと感じました。この時から、カトリック教会に通いだしました。


その後、北大の哲学研究科を離れ、名古屋にあります南山大学の大学院で、「アウグスティヌスのキリスト論」というテーマで論文を書きました。言行一致という道理がありますが、自分が考え書いたキリストを、自分も生きなければならない気がしてきて、司祭召命の道を歩み始めることとなりました。もちろんこの道を決意する時には、おおいに悩み、祈りました。しかし、キリストを見つめる旅はずっと続きます。キリストとのご縁の中で出会ったみなさんと共に、キリストとは何者か、そしてそれを考える私たちは何者か、この自覚を深めてゆきたいと思います。


名古屋教区の神学生浅井太郎さんは、このたび司牧実習のため、助祭として成城教会に着任されました。司牧期間は、来年の2月までです。

11月のメッセージ

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