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3 年ぶりの司祭誕生〈東京教区〉

2013年3月3日 東京カテドラル聖マリア大聖堂

3月3日、東京カテドラル聖マリア大聖堂において、東京教区では3年ぶりとなる司祭叙階式がペトロ岡田武夫大司教の司式によって執り行われました。この日、司祭に叙階されたのは、アシジのフランシスコ古郡忠夫司祭と、使徒ヨハネ森一幸司祭のお二人です。古郡新司祭は2009 年に、森新司祭は2010 年に、神学校の休暇の間、成城教会に滞在していたご縁もあり、当教会からも多くの信徒が参列しました。


叙階の儀では、岡田大司教が「主なる神とわたしたちの救い主イエス・キリストの助けによってこの兄弟たちを、司祭団に加えることにします」と宣言し、「信仰年を提唱されたベネディクト16世が辞任され、教皇が空白の時期に、この日を迎えたことに感慨を覚える」と述べられました。また「主イエスは、お育ちになったナザレでご自分の使命を力強く宣言され、神の恵みを受けながら福音宣教の使命を果たされた。そして、今も教会を通してご自分の使命を全うされている」と語り、人間でありながら神の使命を果たすという司祭の役割について言及されました。そして「司祭になるには、人間的、霊的、知的、司牧的な養成期間を過ごして準備を重ねる。本日は準備の完成の日、任務に出発する日である。働きを通して神の栄光を示すように」と激励されました。大司教の按手に続いて、日本各地から集まった何十人もの司祭団が一人ずつお二人の頭に手を置き、厳かな空気に包まれた中、新司祭の誕生となりました。そして聖体拝領が始まると、大聖堂を埋め尽くす信徒が喜びの聖歌を響きわたらせました。


閉祭にあたり、古郡新司祭は「たくさんの人が祈ってくださって、多くの人に支えられてここにいられる。受けた恵みを神様と皆さんにお返しできるよう司祭として歩んでいきたい」と感謝と決意を述べ、さらに「多くの若者たちに、司祭を見て憧れや召命を感じてもらえたら」と抱負を語りました。森新司祭は「男、44歳。数年前まで、ただのおっさんでした」と会衆の笑いを誘い、「振り返ると不思議な歩み。こうなるとは思っていなかった。神様の働き、人の働きや支えが、私にとって大きかったと思う」と述べ、さらに、自分が選んだ道の重さや周囲に与える影響について触れ、叙階式の直前までお母さまが息子の叙階にまだ納得いかないと言っていたことを明かし、召命にこたえることの困難さを示す1コマを披露しました。また、お二人が口をそろえて「お互いに支え合ったからこそ、この日を迎えられた」と述べたことに、人間でありながら神の使命を果たす司祭職の厳しさがうかがえました。新司祭が主の恵みを受けて使命を全うされることを祈らずにはいられません。


なお、古郡新司祭は成城教会に、森新司祭は八王子教会に赴任が決まりました。


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