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大船渡教会からの便り



大河内 愛 

2011年6月に成城教会で聞いた山浦先生の講演をきっかけに石巻、福島、大船渡でボランティアをし、中でも大船渡が自分に合い、2年半前からカリタス大船渡ベースのスタッフです。

今春からカトリック大船渡教会では常駐の司祭が不在となりました。63年の大船渡教会史上、初めてです。

震災直後、和歌山から駆けつけた司祭が避難所を信徒と共にまわり、フィリピン人に教会へ行くよう呼び掛け、結果、大船渡教会の信徒数は震災前の倍になりました。

その後、フィリピン人を中心にPAGASA(タガログ語で「希望」)会という外国人グループが生まれ、大船渡と陸前高田にリーダーがいて互いに助け合っています。現在はロザリオの祈りを中心に集まっています。震災後、英語が堪能な日本人司祭、タガログ語で語りあえるインドネシア人司祭やフィリピン人司祭が常駐しPAGASA会メンバーの心のよりどころとなりました。現在、司祭不在でPAGASA会の要がなくなり、リーダー達は会の交わりが薄くなっていくことを心配しています。

また、子ども達にはサレジアンシスターズのシスターを中心に信仰教育が行われてきました。現在はスタッフのサレジアンシスターが子どもの信仰教育を担当し、また、教会へ来られない高齢者信徒や外国人信徒にご聖体を届けています。大船渡は仏教の信仰が篤あつく、家庭でキリスト教教育をするのは難しいです。洗礼は受けてもその後続かないケースが多いです。

ベースでは外国人支援と教会支援の面から厳しい生活を強いられている信徒や高齢者信徒を訪問しています。気晴らし程度にすぎませんが「いつも隣りにいること」を訪問を通じて証ししていきたいです。震災で受けた痛みは消えることがありません。寄り添いが大切です。

大船渡教会には豊かなタレントのある信者さんが多く、ベースに滞在するボランティアを温かく迎えてくださる懐深い教会で、かえって癒しを受けるボランティアは多いです。私もその一人です。


12月のメッセージ

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