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川端新司祭叙階式に参列して

信徒寄稿 



川端神父様の叙階式のあった3月21日の長崎は、風は冷たいものの、桜が咲き始めたよく晴れた日でした。叙階式の行われた被爆マリア像で有名な浦上教会は、収容人数約1250名という大きな教会でしたが、川端新司祭と稲田新助祭の叙階式に参列する人でほぼ満席の状態でした。成城教会からは、福島神父様率いるその名も「川端助祭の叙階式に参列します」という巡礼ツアーのメンバー9名、古郡神父様率いる中高生メンバー9名、個人的に参加した方々を合わせて20名余が参列しました。


川端神父様は2009年、哲学科2年のときに1年間、成城教会で毎週土・日に司牧実習をされていました。笑顔が印象的で背が高く、明るく穏やかで子どもたちに慕われていました。叙階式開始前の滑石(なめし)教会の代表の方の紹介によると、川端神父様は中学の時から(福島神父様と同じ小神学校に入学)召命の道を歩み、16年間祈りと勉強の時を過ごされたということでした。


叙階式では、さすが長崎ということもあるのでしょうか、高見司教様と90名余の司祭団の入堂は迫力のあるものでした。式の中で初めて司祭服に手を通した後、新しい司祭を迎え入れる司祭団と参列者の拍手は、教会と川端神父様を包み込むように温かく大きなものでした。奉納の歌『わたしをお使いください』の大合唱はとても美しく感動的で、聖歌が祈りだということを実感しました。忘れられないシーンは最後の新司祭のご両親への祝福でした。180センチ近い川端神父様の前にひざまずいたご両親がとても小さく感じられました。「‥祝福がお父さんと‥お母さんに‥ありますように」と、それぞれの頭に手を置かれた後お父様の頭が2、3度揺れるのが見え、きっと泣いていらっしゃるのだなと思いました。我々参列者ももらい泣きする感動的な瞬間でした。


翌日、我々は川端神父様ご出身の滑石教会で朝8 時からの初ミサに与ることができました。教会に到着すると駐車場に「司祭叙階ミカエル川端志範おめでとうございます!」の横断幕が見え、信徒の皆さんが教会をあげて喜んでいらっしゃる様子を目の当たりにしました。この日は、侍者であるお父様に先導され12人の神父様と1人の助祭様と共に入堂されました。


説教の中で、助祭叙階の時は頭の中が真っ白になってしまったが今回は少し余裕ができたこと、式中感じていたのはずっと「感謝の気持ち」だったと、前日の感想を述べられました。記念のご絵は、子どもの頃ご家族で並んでお祈りをするのが日課で、その祈りの家のイメージで妹さんに描いてもらったこと、そしてその祈りの家に帰って来たという思いがしていることなどを話されました。


今回、五島の教会も合わせて訪ねた我々の巡礼ツアーのテーマは「祈り」だったように思います。川端神父様の叙階式でもこの祈りの素晴らしさ、大切さを体感させられたような気がします。初ミサの後で「おめでとうございました」とお父様に申し上げたところ「いや、これからです。お祈りください」とおっしゃった言葉が忘れられません。我々のバスに手を振りながら見送ってくださった川端神父様とご両親の姿を見ながら、ご両親はこれからも川端神父様のために祈り続けていかれるのだろうなと思いました。


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