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4月のメッセージ

月報 第608号

「わたしたちの牧者 わたしたちの使命」

古郡 忠夫 (カトリック成城教会 助任司祭)

成城教会は、4 月、5 月と主任司祭が不在になります。これは、1983 年に公布された現行教会法典の第541 条に、「小教区空位の際(主任司祭が不在の際)、主任司祭が着任するまでは、助任司祭が一時的に小教区を統轄する」とありますから、6 月に新しい主任司祭が着任するまでの措置として相応しいものです。この期間、助任司祭には、 主任司祭に準じて、1. 司祭館に定住する(教会法典533 条1 項)、2. 1週間以上小教区を不在にする場合、地区裁治権者に報告する(533 条2 項)、3. 神のことばを宣べ伝え、信仰教育をほどこし、秘跡を授け、司牧に配慮する(528-539 条)、4. 自己に委ねられた信者を知るように努める(529 条1 項)、5. 小教区の台帳を記入作成・保管し、小教区固有の印章を管理する(535 条)、などの義務を果たすつとめが生じます。短い期間でありますが、責任を持って、委ねられた大切な役割を誠実に果たしていく所存です。

しかし、結局のところ、成城教会の根本的な牧者は、いつも教区長である大司教なのです。バチカン第二公会議の教会憲章は、第3 章で、司教こそが叙階の秘跡の充満であり、司教こそが委ねられた部分教会を統治する者だと語り、司祭はその協力者、道具として、あくまで司教の任務を引き受けている者にすぎないと教えています。司祭は、いつも司教とのつながりの中で、福音を宣べ伝え、信者を牧し、神の礼拝を挙行するのです。

東京大司教である岡田大司教は、2000 年9 月に大司教に着座した後、2001 年6 月に『新しい一歩』という大司教メッセージを送り、その後すぐに東京教区の再編成に向けたプロジェクトチームを立ち上げました。そして、2002 年にそのプロジェクトチームが、『福音的使命を生きる』という文書を発表しています。その文書の中では、3 つが東京教区の優先課題として挙げられていていますが、それは以下の通りです。

① 教会の福音的使命にたずさわる信徒の養成

② 外国人の司牧と困難を抱えた外国人へのサポート

③ 心の病や心の傷を負った人々へのサポート

14 年前の文書ではありますが、わたしたちの周りの状況は、現在も大きく変わっていないはずです。新たなスタートのとき、成城教会のメンバーであるわたしたちは、あらためて成城という地域にあって、大司教とともに、これらの優先課題に取り組んでいくことが求められているのだということを心に留める必要があります。聖霊に知恵を祈り求め、再び出発いたしましょう。


月報4月号
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