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1月のメッセージ

月報 第605号

「いつくしみの特別聖年」

福島 一基 (カトリック成城教会 主任司祭)

本年は、昨年12月8日より始まりました「いつくしみの特別聖年」にあたります。父である神のいつくしみのうちに、この1 年を過ごしてまいりたいと思います。

フランシスコ教皇様は大勅書「イエス・キリスト、父のいつくしみのみ顔」の中で、父である神のいつくしみこそ、聖書全体が語ることであり、またキリストが明らかにされたことであるといいます。このいつくしみを祈り、またあかしすることは教会のいのち、また使命であり、その重大性と緊急性にも触れています。さまざまな困難を抱える現代にあって、確かにこのいつくしみはわたしたちを励まし、希望を与えるものとなるでしょう。

しかし、わたしたちがいつくしみを生きるためには忍耐が求められます。何よりもキリストが神のいつくしみを示すために教えられたのは罪のゆるしだからです。自分から離反する者さえ探し求め、ゆるしてくださるいつくしみの深い神を、イエスさまは放蕩息子のたとえなどでわかりやすく教えてくださいました。神は「忍耐強く、いつくしみに富んでおられる」(出エジプト34・6)のです。

わたしたち成城教会もこの神のいつくしみを現す共同体となるよう、本年も皆さまのご協力を願います。特に次世代を担う青年や子どもたち、また新しく兄弟姉妹となる人たちに、まず伝えなければならないことはここにあります。もちろん教会の組織やしきたりも大切ですが、なによりも神のいつくしみはすべてに先行するものです。この特別な1年に神のいつくしみのうちに実現する豊かな実りを願い、新年において祈りをささげます。

教皇フランシスコ 『いつくしみの特別聖年のための祈り』

主イエス・キリスト、 あなたは、わたしたちが天の御父のようにいつくしみ深い者となるよう教え、 あなたを見る者は御父を見ると、仰せになりました。 み顔を示してくださればわたしたちは救われます。 あなたの愛に満ちたまなざしによって、 ザアカイとマタイは富への執着から解き放たれ、 姦通の女とマグダラのマリアは、 この世のものだけに幸せを求めることから解放されました。 ペトロはあなたを裏切った後に涙を流し、 悔い改めた盗人には楽園が約束されました。 あなたはサマリアの女に、 「もしあなたが神のたまものを知っていたなら」と語られました。 このことばを、わたしたち一人ひとりに向けられたことばとして聞かせてください。 あなたは、目に見えない御父の、目に見えるみ顔です。 何よりもゆるしといつくしみによって、自らの力を示される神のみ顔です。 教会がこの世において、復活し栄光に満ちておられる主のみ顔となりますように。 あなたは、ご自分に仕える者が弱さを身にまとい、 無知と過ちの闇の中を歩む人々を、 心から思いやることができるようお望みになりました。 これら仕える者に出会うすべての人が、 神から必要とされ、愛され、ゆるされていると感じることができますように。 あなたの霊を送り、わたしたち一人ひとりに油を注ぎ、聖なるものとしてください。 神のいつくしみの聖なる年が、主の恵みに満ちた一年となり、 あなたの教会が新たな熱意をもって、貧しい人によい知らせをもたらし、 捕らわれ、抑圧されている人に解放を、 目の見えない人に視力の回復を告げることができますように。 この祈りを、いつくしみの母であるマリアの取り次ぎによって、 御父と聖霊とともに世々に生き、治めておられるあなたにおささげいたします。 アーメン。


月報1月号
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