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10月のメッセージ

月報 第591号

「Welcome Day 2014 ~歌は祈り」

福島 一基 (カトリック成城教会 主任司祭)

今年も成城教会の保護の聖人、使徒聖タデオの祝日に合わせ、Welcome Day 2014を開催したいと考えております。以前教会バザーとして行っていた行事を、近隣地域への福音宣教を主眼としたWelcome Day に発展させて、はや8回目を迎えることとなりました。わたしが成城教会に赴任してからは7回目となります。毎年初めて教会を訪れる人が、教会の雰囲気、とくにミサにあずかることによってキリストの福音に触れていただくため、いろいろな企画を考えてきました。今年はとくに教会の宝でもあり、わたしたちも親しんでいる「聖歌」をもってお迎えしたいと考えております。テーマも「歌は祈り」です。


実は、わたしは聖歌を歌うことがあまり好きではありませんでした。子どものころ、侍者をしていると聖堂の後ろから音痴な大声が聞こえます。父親でした。神学校にいたころ、合唱でパートに分かれるのですが、必ず低音パートになります。主旋律を歌いたいと思っているのに、低音パートとなるとなんだか脇役に回っているような気持ちでした。その聖歌の練習も自由時間を潰されて行われていました。そんな体験が嫌いになる要因だったように思います。


でも、司祭になってから少し気持ちが変わりました。毎朝のミサでいつも来るおばあちゃんとの出会いです。参加者のほとんどがシスターでしたが、おばあちゃんは毎日休むことなくミサに来ていました。そしてシスターたちに混じって聖歌を歌います。それでもしわがれた声で音痴なのです。でも、できるかぎりの声をあげて歌うのです。 それは本当にともに祈りたいという思いなのでしょうか。イエスさまが言う「2人また3人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいる」ということを実感しました。そのときからわたしはできるだけ声をあげて歌うようにしています。


テーマに挙げたように、聖歌は何よりも祈りです。また「祈りをより味わい深く表現したり心の一致を促進したりする」、「はかりしれない価値をもつ宝庫をなす」ものなのです(第二バチカン公会議公文書「典礼憲章」112項)。聖歌を皆で声を合わせ、心を合わせ歌うことによって、さらに祈りは深まり、信仰は強められるはずです。また成城教会のみなさんの聖歌も、わたしのつまらない説教より福音を伝える力があると思っています。(本当です)。


今回のWelcome Day は、ぜひこの聖歌をもって近隣の方々を皆でお迎えしましょ う。声をあげ、心を一つにして、イエスさまがともにいることを伝えましょう。ご協力をお願いいたします。



月報10月号
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