カトリック成城教会


4月のメッセージ

「枝とろうそく-聖週間に持って集まる」
山本 量太郎(カトリック成城教会 主任司祭)


枝の主日には祝福された枝をもらって帰る、そういうものだと思って私は大人になりました。神学校に入らなかったなら、相変わらずそう思っているかもしれません。もっとも、神学校に入るまでもなく、福音書をよく読めば分かることなのですが、枝はそもそも歓迎のしるしでした。福音書が伝える、枝を振りかざしてキリストを迎えたエルサレムの群衆のように、枝の主日に集まる私たちも、キリストを歓迎するしるしとして枝を振りかざします。

司祭はそのような枝を祝福するのですから、信者各自が枝を用意して教会に集まり、主をお迎えするという形が望ましいと言えるでしょう。現実にはそれが困難なので、教会の方で準備しているわけです。儀式書には「枝」とだけ書かれていますから、常緑樹であればその種類は問いません。もし、よろしければ実行してみてください。歓迎いたします。なお、持ち帰った枝は、キリストをお迎えする心を忘れることのないように、見える所に飾っておきましょう(そして、来年の灰の水曜日が近づいたら教会にお持ちください)。

近年もう一つ、持ってくることができればいいなあ、と思うようになったものがあります。それは、復活徹夜祭のろうそくです。正確に言えば、かつて自分が洗礼を受けた時いただいた「洗礼の記念のろうそく」です。ご存じのように、復活徹夜祭では洗礼式に続いて「洗礼の約束の更新」が行われ、会衆は皆、その日配られたろうそくに火を灯して洗礼の約束を新たにします。もしその時、手に持っているろうそくが自らの受洗記念のろうそくであったとしたら、洗礼を受けた日を思い起こすのにいちばんふさわしいのではないでしょうか。受洗記念のろうそくを今も大切にしまっている方は、よろしかったら今年の復活徹夜祭に思い切ってお持ちになりませんか。ご一緒に心を込めて洗礼の約束の更新をいたしましょう(もちろん、「キリストの光」の時も用います)。そして、どうか今年洗礼を受ける皆さん、来年の復活徹夜祭には今年いただいたろうそくをお持ちになって、洗礼の約束の更新をいたしましょう。

キリストが最後の1週間をかけて成し遂げられた救いのわざを、私たちは文字通り1週間かけて祝います。聖週間を通して私たちの信仰が年々深まっていきますように。





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