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多摩南宣教協力体 司祭巡回ミサ : 田中神父

年間第17主日

2010年07月25日
10:00 主司式: 田中 昇神父(カトリック町田教会)
共同司式: 福島 一基神父

説教をされる田中神父
田中神父による説教

連日猛暑が続く7月25日、町田教会の田中昇助任司祭をお迎えし、福島神父との共同司式により年間第17主日のミサが執り行われました。田中神父は、今年の3月7日に司祭叙階のお恵みを受けて新たに東京教区の司祭となられた方で、この日のミサが成城教会での記念すべき初ミサになりました。


福音朗読は(ルカ11・1-13)、主イエスが弟子たちに「主の祈り」を教えられた箇所で、田中神父もこの祈りについていろいろな視点からお説教を展開していかれました。


まず私たちは、主の祈りが最も大切な祈りだと信じて祈っていますが、なぜそれほどに大事なのか、ということから話を始められました。聖書の中で主イエスが祈っておられるところはたくさん描かれていますが、4つの福音書を通して、このように祈りなさいと具体的な言葉で教えられた祈りは、この他には出てこないとのことです。「つまり主の祈りとは、キリストが、神が、私たちにくださった祈りだから大事なのです。したがって私たちはキリストの名において、キリストの心で祈ることがとても大切なことなのです。教会は2千年の間、日々の祈りを大切にしてきましたが、一貫して神の思いが世界に広がっていきますようにとの願いを込めて、キリストの言葉で祈ってきたのです。その伝統は今も生きており、祈ることで神とのかけがえのない繋がりができるのです」と話されました。


次に、ミサの冒頭で「主イエスは私たちにあなたを父と呼ぶことを教えてくださいました」と祈ったことに関連して、祈りの原点について宣べていかれました。「私たちが神に祈る時には、父親に対する幼子のような親しみと、深い信頼をもつことが基本になければなりません。なぜなら神は遠くでじっとしておられる方ではなく、私たちの祈りの声や心のすぐそばにいてくださるのですから、その方に親しく天の父よと呼びかけ、ひたむきな信頼をもって生きていくことが信仰生活の根幹です」と語られました。


さらに続けて「困難や悲しみの多い社会ですが、神を信頼し、み国を求める生き方の中に、世界を導く何かのきっかけが与えられますようにと祈ります。主の祈りを通してすべての人が神の子であるためには、祈りの結実としての赦し合いが必要です。今、満たされた社会に暮らす私たちはモノに助けられることも多く、神の尊さや祈りの尊さを二の次三の次にしてしまうことがあるかもしれません。しかしどんな時代にあっても切に神に祈り、神こそが私たちの困難をわかってくださるのだと信頼をもって日々祈れますように、願いを込めてミサを捧げてまいりましょう」と結ばれました。


この後、中高生によるコーヒーサンデーで冷たい飲み物を召し上がり、成城教会の信徒との歓談のひと時をお過ごしになりました。


11月のメッセージ

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