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ミサについて

― 待降節特別講話③

2017年12月17日
講話:林 神父 (町田教会主任司祭)

待降節第3主日の12月17日(日)、町田教会主任司祭の林神父司式の10時ミサ後、同神父により「待降節特別講話」の3回目が行われました。テーマは「ミサ」についてでした。

喜びの主日にあたるこの日のミサの冒頭、バラ色の祭服を初めて身に着けたと話す林神父は、前日に行われた東京教区大司教着座式に触れ、お祝いの気持ちを表すのにふさわしい色だと話しました。続けて、退任した岡田元大司教への感謝の言葉を述べ、菊地大司教のこれからの活躍に期待を込めて祈りをささげました。

講話は、神様のお恵みを願って主の祈りを唱えてから始まりました。

まず、待降節について「クリスマスにやってくるイエス様を期待を込めて準備して待つ季節」であると同時に「特に、この世の終わりにやってくるイエス様を心を込めて準備して待つ季節」という二重の性質を持っていると説明しました。そして「準備とは、祈るということです」。祈るということについて、 「最高の祈りの時と場が『ミサ』ですから、ミサの中での祈りや歌や聖書の文言一つひとつの意味、また動作に込められている意味を知ることで、ミサの時間の、貴重な1時間の中での祈りをより豊かに、深めることができると思います。気持ちを集中して祈ることで、イエス様と深く一つになれると思います」と述べ、ミサについて、特に大切だと思われる点をミサ式次第に沿って挙げました。

回心の祈りを唱える時には、聖母マリア、天使と聖人と共に、ミサで一緒に祈る周りにいる人々を祈る仲間として強く意識し、 「私をゆるしてください。私のために祈ってください」と本気で祈ることが大切です。

歌は祈りを豊かにします。日本語では一文字一文字に音符が付きます。一文字一文字に心を込めて歌いましょう。

朗読については、朗読者は前もって読むことで気付く大切なキーワードのような箇所を意識しながら、ある程度のゆったりさで読むことが大切です。朗読は、皆に神様の言葉を伝える大切なことであるということを心に留めておいてください。

答唱詩編は、第1朗読として通常読まれる旧約聖書の神様の言葉に「ありがとう」の意味で答えるものですが、その詩編は150編あり、その中に人間の全ての感情、喜怒哀楽が詰め込まれています。詩編の部分をよく聞いて味わってください。第1朗読に答える、心に響く箇所に気付くと思います。

ミサの中での朗読では福音書が何よりも大切ですから、私たちは読み手がイエス様そのものであると尊敬を持って、そのみ言葉に心を込めて心を向け、立って拝聴するのです。私たちはミサの中で「言葉」と「体」の二つをいただくのです。その二つをいただいて豊かになれるのですから、ミサの途中からの参加だと言葉をいただけないので残念です。

平和の賛歌を歌う時には、旧約聖書のエジプト脱出の箇所にある「神の小羊」に込められた意味を理解し、人類を救うために犠牲になったイエス様を思い、イエス様が私たちのために体を裂かれ、血を流したことを表し記念して神父が祭壇でご聖体を裂いているのですから、神父の方を向きこの神父の動作を見ることが大切です。

最後の派遣の祝福については、私たちは、福音宣教のために教会に集まり出て行くのです。イエス様の言葉と体をいただき、自分の生き方、自分の心をもって、神様のことを伝えていくための力をいただけるのがミサなのです。そして、ミサの全てが祈りになるように、一つひとつの動作や文言の中に込められている意味、祈りを深く理解し、受け取ることで、イエス様を迎える準備が豊かになるのではないでしょうか。毎週あずかっているミサが少しでも豊かに神様と出会える場所になるよう良いものにしていきたいと思いますと結びました。

最後にマリア様の取次ぎを求めて、アヴェ・マリアの祈りを唱え、終了しました。


12月のメッセージ

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